建設塗装工業は事業活動の他に
地域社会への社会貢献活動を
行っています
『企業は社会的責任を果たすことで経済的利益を追求することが可能となり、また利益の大きさだけ、社会から助けられている』このことを踏まえ、当社の責務である社会インフラ維持への貢献はもちろんのこと、社員一人ひとりが広い視野で社会貢献について考え、自らの力を高めながら社会に信頼される企業を目指しています。
この理念に基づき、近年より一層の大規模災害が多発している我が国で次世代に幸せな未来を継承できるよう、様々な支援・社会貢献活動に取り組んでおります。
架道橋側壁の落書き対策
多くの方々が行き交う東京都内には、鉄道と道路が立体交差する箇所が数多くあります。設備管理者である鉄道事業者の方々が管理に尽力されていますが、残念ながら醜い落書きが後を絶ちません。
当社は得意分野である塗装技術を活かす地域貢献活動として、主要顧客である鉄道事業者さまにご相談しながら、落書きの除去を行うとともに落書きや張り紙を容易に除去できる特殊な塗料を使用して防汚塗装施工しました。
2022年度 JR横須賀線や根岸線沿線 計3か所
2023年度 JR東海道線沿線 計2か所
各種 義援金や支援金の寄付活動
“どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会を目指し、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を実現する”という理念に賛同し、「認定NPO法人カタリバ」への寄付を通じて、次世代を担う青少年の支援を行っています(2021、2022年度、2023年度)
2022年3月に発生した福島県沖地震への被災者支援として、福島県および福島市の各支援窓口へ義援金の寄付を行いました。(2021年度)
2023年2月に発生したトルコ・シリア地震の被災者復興支援のため、赤十字社を通じて義援金支援を行いました。(2022年度)
2023年7月の秋田県一帯記録的豪雨による河川の大規模氾濫や土砂災害などの被災支援・復旧支援のため、秋田営業所の所在地である秋田市に義援金の寄付を行いました。(2023年度)
2024年1月に発生した能登半島地震への被災支援として、石川県と日本赤十字社を通じて被害が甚大であった奥能登地域等に義援金の寄付を行いました。また、当社の新潟営業所がある新潟県でも一部地域で大きな被害が出ていることから、新潟県を通じて義援金の支援をいたしました。(2023年度)
カーボンオフセットと岩手県の森林保全に貢献するため、岩手県県有林J-クレジットを購入いたしました。(2022年度)
NPO法人あおもりみなとクラブを通じて青森県のブルーカーボン創成事業への支援を行いました。(2023年度)
戦災被災者や避難民への人道危機支援として、赤十字社を通じて義援金支援を行いました。(2021、2022年度
医療でコロナ禍に立ち向かってくださっていた方々への感謝と支援の気持ちを表明するため、支店や営業所の拠点地域自治体への寄付活動を行いました。(2020、2021年度)
KOSEN-REIMの設立賛同者として
“地元のインフラを守る”人材育成に貢献
「一般財団法人 高専インフラメンテナンス人材育成推進機構(KOSEN-REIM)」の事業構想に賛同し、設立賛同法人としてご協力させていただきました。今後も継続してインフラメンテナンス技術者育成に貢献してゆきます。
KOSEN-REIMとは、インフラメンテナンス分野の人材育成を担う各高専を支援し、教育システムの提供を通して地方自治体や民間の建設技術者のスキルアップ・高専生のメンテナンスマインド育成を図ることを目的として設立された財団法人です。
https://www.kosen-reim.or.jp/
地域の伝統と歴史の伝承のために
静岡市清水区蒲原に位置する貞心寺に建立されている鉄道塗装工事殉職者追悼碑について、説明銘板を寄贈しました。
銘板には、蒲原・由比地区が当社の起業事業である鉄道橋りょう塗装発祥の地であることや、危険を伴う高所での作業中に事故で命を落とした方々の鎮魂のために慰霊追悼碑を建立した経緯などが記されております。同地域の小学校で児童教育機会の場として活用されていた従来の説明板の老朽化が進んだため、新たに当社から追悼慰霊碑脇に設置・寄贈いたしました。
当社が施主として5年に一度開催しております慰霊祭とともに、この追悼慰霊碑が殉職された方々の霊を慰め、蒲原・由比地域の伝統と鉄道橋りょう塗装界の歴史を後世に伝えていく地域貢献の一助となれば幸いです。
神田祭に参加しました
「天下祭」として知られる神田祭は、京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本の三大祭りの一つにも数えられ、山王祭(千代田区 日枝神社)と隔年で斎行されています。2023年にはコロナ禍を経て4年ぶりに斎行されましたので、神田に本社を置く一員として若手社員を中心に参加いたしました。
神田祭は江戸幕府の庇護を受け、江戸城・内曲輪内へ山車や附祭、御雇祭などからなる祭礼行列が練りこみ、徳川将軍や御台所の上覧があったことなどから、いつからか江戸の庶民たちから「天下祭」と称されるようになったそうです。
現代においてのハイライトは何と言っても、氏子の108町会がそれぞれの神輿で神田明神を目指して練り歩く「宮入」です。
今回集まってくれた若手有志一同は、当社も会員である「鍛冶町二丁目町会」の神輿の担ぎ手として宮入に参加し、まさに地域の担い手として江戸総鎮守である神田明神を目指しました。本社を神田に移転してから70年の節目に、社員の結束を固めるとともに地域の皆さまとの交流をする機会となりました。