東海道新幹線 新富士駅~静岡駅間 富士川橋りょう ペイント塗替工事

橋りょう塗装
東海支店 静岡営業所
Works
現場名
東海道新幹線 新富士駅~静岡駅間 富士川橋りょう
施工時期
2020年3月~2021年3月
施工場所
静岡県富士市
施工拠点
東海支店 静岡営業所

周辺環境・施工のポイント

東海道新幹線の富士川橋りょうは、静岡県東部地区を流れる富士川下流域に架かっています。富士川は上流の山梨県で釜無川と笛吹川が合流しており、桜エビでも知られている駿河湾に注ぐ急流河川としても有名な河川であり、長さ1,200mにも及ぶワーレントラス構造複線桁で全20連で構成される長大橋りょうです。

塗装作業用足場のうち下面吊り足場はセーフティSKパネルを使用して、夜間は運搬、昼間は組立てを行います。トラス部分に組み立てる側面足場はブラケット足場を組立てており、主にFRPパイプ(絶縁材料)を用いて、運搬から仮設まで夜間の作業時間帯で行いました。

塗装作業もレール付近より上方の部材については、夜間の短い作業時間帯での施工になり、照度を確保するため照明設備を設置するとともに環境に配慮するためケレンカス(旧塗膜片)が河川内に飛び散らない様に、側面足場にメッシュシートを毎施工時に仮設撤去を繰り返しての施工となりましたが、品質の良い仕上がりとなりました。
富士川橋りょうは、桁の下から富士山を望むことができるスポットがあり、富士山・新幹線車両・富士川橋りょうと同時撮影ができ、多くのカメラマンに愛されており、景観を崩さない様に塗装の技術を駆使し、環境に配慮しつつ施工しています。

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