道路橋の下に線路があり、
1.電車を走らせるために電気が通電している直上での作業であり、常に感電事故防止に注意を要する事
2.夜間施工で、周囲が暗い環境での施工である事
3.作業現場へ資材等の置忘れによる列車接触に厳重な注意を要する、線路内での作業である事
という点で、あらゆる事故リスクへの対策が必要な、非常に難しい作業環境でした。
発注者であるお客様からの注目度も高く、緊張を強いられる現場でしたが、安全な作業環境を創る為、夜間線路を閉鎖して短時間ながら停電手配を行って列車が進入できない様にしてからの施工にしたり、照明器具をより明るく手元や足元が見えるものに変えたり、工夫を重ね、関係箇所との打合せを密に施工した結果、作業員が安心して施工出来る作業環境を確保し、墜落・感電・触車の三大労災を起こす事なく、6か月に及ぶ工期を無事故で完工しました。
（名古屋営業所長 春名）
