関西本線 町屋川橋りょう

Works
現場名
関西本線 町屋川橋りょう塗装工事
施工時期
2022年10月~2023年3月
施工場所
三重県桑名市

周辺環境・施工のポイント

員弁川(いなべがわ)は、三重県の北東部を流れる二級河川です。
鈴鹿山脈の御池岳に発し、山間部を南東に木曽三川と並行して伊勢湾に注いでいます。
町屋川橋りょうは員弁川に架かる、東海旅客鉄道 関西本線の下路複線トラス橋りょう(全4連)です。
有道床の複線トラスなので、今回施工した2連だけで塗装面積が約9400㎡あり、標準的な複線トラスの
凡そ1.2倍の面積となります。
また、曲線で架かっているために桁自体が特殊な構造になっていて、斜めに橋脚や橋台に面している
ことも特徴です。そのため、足場を仮設すると端部に開口部が出来てしまい、この開口部を先に埋めてから
吊り足場を施工するなど、工夫が必要でした。

施工時期が三重県の渇水期にあたる11月からとなり、年末の多客輸送期間を挟んでの厳しい工程でしたが、
関係者全員で協力して無事にしゅん工できました。
(名古屋営業所 春名)

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