築45年の全14棟の5階建て階段室タイプの団地であり、3回目の大規模修繕工事でした。
高齢者が多く、現場事務所への問合せ等も多く、工事管理と同様に居住者対応も重要なポイントとなりました。コロナ禍での工事でもあり、在宅工事や居住者動線と交わる部分の消毒や、検温・マスク着用・休憩所の換気等のコロナ対策にも注意して工事を行いました。
築年数が経過しておりサッシ等の不具合が発生しているため、戸車やクレッセント錠等の部品交換を実施しましたが、サッシメーカーでも当時の部品は現存していない為、既存サッシに合う代替品を他メーカー等でも探し、試験施工を行いながら合う製品を探し当てて対応を行いました。
外壁面の塗装では、アクリルゴム系外壁塗膜防水材で主材塗りを行い、低汚染型仕上げ塗料を上塗りとして、耐久性と低汚染を目的とした外壁塗装を実施しました。この工法は当社加入の組合限定での責任施工となっており、材料メーカー認定の管理士・技能工による品質管理体制を確立して品質確保を行いました。