JR常磐線の近接工事であり、JR東日本と事前協議の上で、大規模修繕工事を実施しました。
建物妻側の壁面から敷地境界線まで1mしかありませんでしたが、JR側敷地へ支障せずに足場を組み立てました。足場作業は列車見張り員と作業監視員を配置して日中列車運行時間内に実施し、列車が通行する際に列車見張り員の合図により、足場組立・解体作業を止めて、列車通行後に作業再開いたしました。足場仮設完了後は、足場内での作業は列車運行に制限なくできました。
また、1階専用庭に1階居住者専用駐車場があり、足場仮設に伴い6台分の移動が必要でしたが、場内の空き駐車場と外部駐車場に移動をしていただき、工事を行いました。建物の劣化状況では、タイルのひび割れは少なかったのですが、タイルの浮きが比較的多く、大部分をエポキシ樹脂注入工法で補修を行いました。