本工事は立地条件がとても厳しい工事でした。充電部との距離が近く感電の恐れがあり、また住宅地、環状7号線に近接しているので物を落下させないよう、工夫して作業を行いました。
鉄塔を上部・下部に分割し、メッシュシートで飛散防護した中で鉄塔部材に乗り、安全帯のダブルフックの掛け替えと垂直ガイドロープに付けたロリップを使用して落下防止を行い、刷毛塗り塗装を行います。鉄塔の上部は、一時送電を止めて塗装を行いました。
塗料の飛散防止を目的に、FRPパイプを鉄塔部材に番線、クランプ止めをし、FRPに2枚重ねのメッシュシートを結束し鉄塔の外周を隙間なく養生を行いました。
今後も永きに渡って顧客の信用を得ることができるよう、安全、品質、現場管理の向上にこれまで以上に努めてまいります。